鳥居本散歩
2021年 05月 03日
遠出はせず、近所を散歩しました。緊急事態宣言とは関係ありません。今年のゴールデンウィーク、お天気がイマイチで、何となく出かけるのが億劫です。まずはタケノコから。鳥居本(とりいもと)にある竹林で、タケノコを発見。誰も掘る人がいません。 鳥居本ではあちこちで藤の花を見ることができます。自生ではないでしょう。誰かが植えたものが、放っておいたら、ものすごくでっかく育った。そんな印象です。今回はとりとめもなく(テーマはなく)、近所で撮った写真です。
○ワクチン接種について
高齢者のワクチン接種が始まりました。私の義母の元にも予約券が送付されてきたそうです。義母は持病があるから接種するかどうか迷っていたようで、妻と電話で相談していました。持病がある人こそ接種した方がいいですね。
テレビや新聞はコロナ関連のニュースばかり報道しています。
「大阪府は1日、過去最多の1262人が新型コロナウイルスに感染し、過去2番目に多い感染者41人が死亡したと明らかにした。……重傷病棟の使用率は98.3%……」(京都新聞5.2)
京都新聞はこんな感じです。緊急事態宣言はもう少し延長した方がいいという意見も出ているとか。
ワクチン接種をめぐっては、菅さんは23日夜に、65歳以上の高齢者へのワクチン接種(2回目まで)を7月末までに終える、と発言しています。これまでは、連休が明けてから、毎週1千万回分を全国に配布し、6月末までに1億回分を配布するとしていました。 「配布」に対して接種を「終える」と、より具体的な言い方に変わりました。目処が立ったのだとすれば、喜ばしいことです。
しかし、菅さんがそう言っただけであって(6月中に配れたらいいな、あるいは、7月中に接種を終えられたら、いいな)、ワクチンの配布や接種がその通りに行われたわけではありません。不可能なことを言っている可能性もあります。希望を述べただけで、まだ「事実」にはなっていません。 それよりは、5月2日に、成田に100万回分のワクチン(仮の数字です)が到着しました、とか、2日には10万人の人(これも仮の数字です)が接種を終えました、と過去形で(事実を)報道してほしいと思います。
事実を知りたい――そう思っていたら、ワクチン接種の進行状況については「首相官邸」のホームページで知れる、とわかりました。進行状況は毎日更新されるでしょうから、見ていれば1日に何人の接種が行われたかを確認できます。そうすれば、7月末までに接種が完了するかどうか(あるいはできないかどうか)、確実性の高い予測が可能になります。
官邸のホームページを見てみましょう。
医療関係者:3,348,013回(令和3年4月28日) 高齢者: 141,706回回(令和3年4月29日)
医療関係者の接種が335万回となっています。医療関係者の人数は480万人なので、進捗率は34.9%です(計算式は335万÷(480万×2))。 厚生労働省のホームページには「最初に想定していた370万人の1回目接種分は4月中に供給する見込み、対象者が480万人となると見込んでも2回接種分を5月前半に供給を完了する見込みです」とあります。ほぼ予定通りの進捗状況といったところでしょうか。
医療従事者へのワクチン接種と平行して高齢者の接種が始まっています。私にはその理由がよくわかりません。どうして医療従事者の接種が終わっていないのに、高齢者の接種を始めたのでしょうか? 待ちわびる高齢者に対して、「やってますよ」感を示そうとしたのか……。(朝三暮四の故事を思い出したのは私だけでしょうか?)
好意的に考えれば、接種を始めてみて、いろいろと出てくるトラブルや問題点を明らかにしながら、接種の仕方を工夫していく、ということなのかもしれません。やってみないとうまくいくかどうか、ホントのところはわかりません。少しずつ接種を始めて、スピードを上げていくという作戦なのでしょうか。わかりませんが、今は試行錯誤しているところと理解しておくことにしましょう。
連休明けから、十分な量のワクチンが供給されるようなので(毎週1千万回分)、あとは、順番で接種が行われるはずです(であってほしいものです)。
by oitopontes
| 2021-05-03 06:10
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