中京郵便局

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 近代建築を巡る旅、いよいよ本丸です。三条通り沿いには京都の近代建築を代表する建物が並んでいます。いまでこそ、京都の中心は四条通りや河原町、あるいは烏丸通りとなりますが、実は以前は三条通りがメインストリートでした。明治という新しい時代を迎えて、次々に煉瓦建ての建物が建ちました。結果、道幅を拡張することができませんでした。道幅が広がり、市電が通るようになると、三条通りはメインという印象ではなくなりました。でも、というか、だからというか、いろいろな建物が残っています。こちらは中京郵便局です。今でも現役で活躍しています。1902(明治35)年竣工。設計は吉井茂則と三橋四郎。2人とも逓信省の技師です。建て替えは1978(昭和53)年。外観を残して内装だけを建て替えるというやり方は中京郵便局ではじめて(?)採用されて、建築保存の模範となっているそうです。
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 こちらは中京郵便局の並びにある文化博物館です。2つの建物、玄関はよく似ていますね。よく見るとだいぶん違いますが…。こちらの建物は1906(明治39)年に竣工。設計は辰野金吾です。東京駅を設計した人です。文化博物館はもとは、日本銀行の京都支店です。三条通りがメインストリートだったことは、このことからもわかるかと思います。全国にある日本銀行の支店は石貼りなのに京都支店だけが赤レンガ造りです。赤レンガに白い線が入っているのが、辰野金吾の特徴なんだとか。
by oitopontes | 2021-08-03 07:45 | 神社仏閣・建築 | Comments(0)

No photo,no life ―― ときどき写真を撮る以外には何もしていません。四季折々の京都の風景・お祭りなどを撮影しています。たまに、スポーツも撮ります。ということで対象はバラバラ、何でも撮ります。。。


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